今月はずっとアドバイザーについてをテーマにしていますが、ここまでアドバイザーにこだわった特集はないんじゃないでしょうか笑。それだけ人生を変えるインパクトがあると思っているからです。
まず一つ目は、良い質問をすること。
質問の質が場の価値を高めます。そんな質の高い質問とはどのようなものか?アドバイザー、メンター自身に考えるきっかけをもたらすような問いであること。
アドバイザーは人生やビジネスの先輩なので、経験豊富、百戦錬磨。あなたが直面している問題、悩みは既に経験済み、自分なりの答えは即浮かぶはずです。そんな方が熟考するような問いの事です。
それは、私の経験ではタイミングの良い「なぜ」だったりします。ここぞというタイミングで「先生はどう思いますか?」。メンターのアドバイスを一方的に受けるのでなく、問いを発する。これってなかなかできないんですよね。
そして二つ目は、アドバイザーの話に興味を持ち、提供された情報についてやってみて感想を伝えること。
これは逆の立場だったら嬉しくないですか?教えたことを素直、忠実に実践してそのフィードバックを次回報告する。当たり前と思われそうですが、次回までに伝えたことをどれくらいのレベルで取り組んで来るか?アドバイザーとして私はこれを見ます。その取り組みのレベルを見てクライアントさんがどれくらい成長するのか測れる。
そう、あとですね…「まねかれた際に提供された現地の食べ物をおいしそうにたべることだ」。これは冒険家の植村直己さんの言葉です。現地の方と仲良くなるにはどうしたら良いかについて。これはアドバイザー、メンターにも通ずる。
私はこれについて一つピソードがあって、メンターの先生に毎回その場で挽いたコーヒーをいただいていたんですが、それをきっかけに私もコーヒーにハマり家で挽くようになりました。そしてコーヒー話で盛り上がるようになってから、明らかにメンターとの距離感、話の開示レベルが上がりました。深い話ができるようになった。
…と、さっきの植村直己さんの言葉を転じると「対話の中で提供された情報を前のめりで聞き実践する」アドバイザーの提供する情報はごちそう、それをいかにおいしくいただくか、みたいな。
あとこれには副産物があって、自分より先を行く先輩の習慣、ライフスタイルを取り入れてみると、あなたの生活の質が豊かになったり、見える景色が変わったりします。
「人生を変えるアドバイス」
自分より上のスペクトルレベルの人、異なる価値観からもたらされた情報は視野を、世界を広げ、自分の器を大きくするきっかけになる場合も多い。ただこれはお金を払えば黙って受け取れるものでなく、主体的に取りに行かないと。
今日書いた二つのヒケツは当たり前のようでなかなかできない。アドバイザーと繋がることで世界、そして人生は変わる。でもその変化の幅はアドバイザー主体、受け身でなく、あなた自身が変える事ができるんです。