対極タイプのリスクには気付きにくい、見えにくい
先日のコンサルティングでのクライアントさんとのやりとり。
私
「絶好調ですね!フローに乗ってる。でもこういう勢いがあって強く、速いフローに乗ってる時、コケないように気をつけて下さいね。」
(クォンタムリープとも言える強い変化、インパクトが生じている状態、私表現で言うとことの「ハードフロー」)
クライアントさん
「いや、ゼンゼン大丈夫ですよ。売上も経費も各チーム、各部署でしっかり変動がチェックできるシステム動いてますから。リスクヘッジ完璧です!」
まずここでひとつ皆さんに質問。この方の周波数はなんでしょうか?
↓
すぐに分かったと思いますが、スチール(メカニック)ですね。この返答を受けて、
私
「良い流れだと思うので大丈夫と思うんですが…脅かすつもりないんだけど、見えない石でコケるとか、落とし穴にハマらないよう気をつけて下さいね。
クライアントさん
「おお、気になります、それってどういうことですかね?」
私
「今のお答えって、数字とシステム、スチール側の見方ですよね?こういう時足元すくわれるのが対極のリスクなんですよ。」
そう、ここで活用したいのがウェルスダイナミクスが誇る
万能フレームワーク「鍵となる質問」

このクライアントさんは「どうやって、どのように」という方法、システム、そして数値の管理とスチール側をホームポジションとし見渡すことはできます。でも、対極の「誰」は見えないんです。
すなわち人のリスクが見えない石や落とし穴になり得る。ヒューマンエラー、モチベーション、チームマネジメント、人間関係など。これはスチール側はなかなか関知できない。
この「人」の問題でスチールの経営者、リーダーがフローから転げ落ちる、舵取りはまだ良いものの、沈没の失敗をしたことを私は見たことがあります(会社潰すくらいのデカい沈没…その渦中の「誰」は誰あろう本人だった…みたいな、この話題はいつか)。
…で、どうしたら良いの?
そこはウェルスダイナミクスの原則、自分が持っていないものはそれを得意とする人から助けてもらう。そう、ブレイズの人に「誰」の部分を守備範囲としてもらう。その方は組織のチーム内にディールメーカーのリーダーがいたので、早速今回の事を話してみるとおっしゃっていました。
これで対極のリスヘッジもできて鉄壁。いまのバツグンのフローに乗って、大きな事を成し遂げそうです。皆さんも、調子が良い時ほど対極の要素のリスクに気をつけましょう。いつもいいところでコケる、勝負所で負けるパターンがある方は、ひょっとすると見えない石につまずいているのかもしれません。