人間関係の始まりは損得抜きから

損得で人付き合いを始めない

皆さん、日頃からウェルスネットワークに取り組んでますか?スペクトルレベルを変える最短ルートだったりしますので、レベルを上げたいひとは真っ先に取り組んで下さいね。

powered by ウェルスダイナミクス

ウェルスネットワークのプロセスは、種まき→育成→収穫です。この人付き合い、人間関係の入り口となる種まきにおいての考え方がとても大切。

それは、「種まきの時点で相手への期待、目的を持たない」ということ。それを端的に一言でまとめたのが冒頭の、損得で人付き合いを始めないなんです。

では人付き合いのスタートでは何を意識したら良いのか?

それはむしろ意識しないこと、興味、関心、そう、「人付き合いは「情熱」から始める」という提案です。人間関係のスタートを情熱からか目的からかで分類してみました。

情熱が起点目的が起点
損得抜き損得ありき
関係性は量関係性は質
可能性は未知数可能性は限定的
役に立つかどうかより気が合うか気が合うかより役に立つか
繋がりは広く、軽く、薄く、弱い繋がりは狭く、重く、厚く、強い
責任のない繋がり責任ある繋がり
人間関係の余白、ムダあり人間関係の余白、ムダなし
人間関係の舵取りの失敗が起こる人間関係の舵取りの失敗は起こりにくい
目的がないので縁が続く目的達成が縁の切れ目

ザッとこんな感じ?これは後述しますが、情熱、目的の関係性は良し悪しでなく順序ということ。目的が起点というのはそのまんま、目的ありきの人付き合い。それゆえその人間関係は、目的の達成が縁の切れ目。双方の内的価値、リソースが役に立つかどうか、損得の関係性であり可能性は限定されます。

一方、情熱が起点というのは?それは相手に対する興味、関心。なんとなく気になるとか、そんな人。そんなノリで付き合いが始める人間関係。ここからの人間関係は意思や努力と無関係な動機ゆえ持続的であり、細く長く続く関係性だったりします。

そして相手の内的価値にあまり制限されない双方の情熱、好き軸からの人間関係であり可能性は未知数です。ウェルスダイナミクスのキーワードであるレバレッジは互いの価値のかけ算。なのでこれを意識すると、人間関係においてかけ算を成立するための目的が先立ちそうです。

ただそうなると、目的によるフィルタリングで出会いが絞り込まれる、出会いのチャンスも限定されるということになります。種まきはまずチャンスの分母を増やす時なんです。

だからここでは出会いの「量」が大切

人間関係でも量から質に転じる、質量転化が当てはまります。ここで出会いを絞ってしまうと、その後質に転じるための絶対量が足りなくなるのです。

特にスチールの型は最初から質を得ようとしがちだったり。出会いの時点で絞り込む傾向があるように感じます。皆さんの人間関係、人付き合いがどう始まったのか、まわりの人たちを頭に思い浮かべてみて下さい。情熱から始まった人。目的から始まった人。その人達との現在の関係性と結びつけて考えると何か面白い発見があるかも?

ウェルスネットワークを知ること、実践することは人生を変えます。それほど大きなインパクトがある。その流れは種まき→育成→収穫=量(目的なし)から質(目的あり)へ転じていきます。逆じゃなくてね。

当たり前のようで見失っているかもしれない関係性から始まり目的が生まれるということを、まずは損得抜きから人間関係をスタートしてみることで、皆さんの普段の景色が一変するかもしれません。

あ、あと、目的ありきの付き合いはメリットがあれば嫌いでも付き合うんですよね。これってどうなんでしょうね。

この記事を書いた人

株式会社ライフフロー代表取締役社長
フィットネスジムDunamis、Champaca代表

フローの赴くままに、フィットネスジム、レンタルスペースなど多数の事業を展開。

その全てにウェルスダイナミクス理論を活用、関わるひとが皆豊かになる三方良し、共存共栄のコミュニティを実現。各方面でダイナモのエネルギーを発揮し、マジックを起こすイノベーター。

その他、DJ、武道などサブカルチャーへ造詣も深く、様々な顔を持つ。

この記事の目次