信頼残高:人間関係においての財産

積み重ねには長い年月、失うのは一瞬

「人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目はつきあう人を変える。

この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。」

※私たちの最新プログラム「DIME(ダイム)」ではこの3つの要素全てにアプローチします。

人生を変えるのに大きく影響する人間関係。これはウェルスダイナミクスでいうと内的価値の人脈、ウェルスネットワークのことです。長らく多くの方にウェルスダイナミクスをガイドしてきて、ウェルスネットワークに真摯に取り組んだクライアントさんほど大きな成長、変化を遂げたのを目の当たりにしてきました。

自分を変えようとするのでなく人間関係を変える

このウェルスネットワークの取り組みの中心のとなるのが信頼関係の育成。種まき→育成→収穫といったウェルスネットワークのプロセスの中心となるものです。このプロセスが進むにつれて信頼関係を高める、育んでいく。

これは積み重ね「信頼残高を積む」取り組みです。信頼残高を積んでいくことは、自分と相手のリソースを掛け合わせ新たな可能性を生み出すレバレッジの可能性を高めます。ただこれは一朝一夕にならず、地道な関係性の構築が必要です。相手によっては(スチールの方など)長い年月がかかる。

そんな信頼残高ですが、一瞬のできごとで0、いや、マイナスに転じたりするんですよね。その瞬間の選択、行動でこれまで積み上げてきた相手の信頼を損なう。あと信頼関係の維持(まさにウェルスネットワークの取り組み)を怠っても失われます。

これはピアノの練習と似ていますね。サボると取り返すのにコストが3倍かかる。

信頼を重ねるのは大変だが失うのは一瞬。

人生を変えるのに効果性の高い人間関係の変化。この人間関係の接着剤とも言える信頼、その残高は人生においての財産と言えるでしょう。日々貯蓄していきましょう!

あ、最後にこの信頼残高の積み立て、掛け捨てと思って相手の方に関わった方がうまく行く感じです。貯蓄の意図のない無私。(これはウェルスネットワークの「種まき」のプロセスで重要なマインド)

メリットありきの付き合いって、持続にお互いコストがかかるもんです。あとなんかメリットありきの「いやらしさ」って薄々相手に伝わるんですよね。

この記事を書いた人

株式会社ライフフロー代表取締役社長
フィットネスジムDunamis、Champaca代表

フローの赴くままに、フィットネスジム、レンタルスペースなど多数の事業を展開。

その全てにウェルスダイナミクス理論を活用、関わるひとが皆豊かになる三方良し、共存共栄のコミュニティを実現。各方面でダイナモのエネルギーを発揮し、マジックを起こすイノベーター。

その他、DJ、武道などサブカルチャーへ造詣も深く、様々な顔を持つ。

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