あなたに情熱が無いのではなくあなたに元気がないのかもしれない
情熱は一度見つけると常に自分の中にたぎっていて、日々変わらずやる気やモチベーションの源泉になっている。そんなイメージを持っていませんか?私はそうでした。でも日々情熱と向き合っていて、なんだかイマイチ楽しくない、なんだかやる気が起きない、一日の中でまったく触れもしなかったそんな日があったりします。
そんなことが起こると、これってほんとうは私の情熱じゃなかったのかも?という情熱への疑いが湧いてくる。そしてほんとうの情熱を探しに行く…こうやって情熱を見失った情熱難民が生まれる。
でもですね、元気がないと情熱も枯れるもんなんですよね(いわゆるバーンアウト、燃え尽き)。あと情熱って元気じゃないと感じられないものだったりもします。
元気と情熱には相関がある。
情熱にもバイオリズムのような波があることを認めると、景色が変わるかもしれません。私の場合、これが認識できるまでは情熱に対してやる気が出ない、行動できない自分をふがいない、もっと頑張れ、と責めたものでした。
つらいこと、しんどいことから逃げたいと思うことは当然。だけどエネルギーのある元気な時にそれに立ち向かっていく、そのことは人としてすごく重要なことなんではないか
これはイチローさんが言ってたことなんですけど、あのイチローさんですら良い時も悪い時もあって、自分のエネルギー、モチベーションに高低があることを認め、元気な時、エネルギーが高い時にチャレンジしているんですよね。
以前は情熱に力を注げない状態の自分を責めたものでしたが、このような元気、エネルギーに波があり、人間は常にやる気に満ちあふれているものではない、という認識を得てから自分を許せるようになりました。あなたに情熱が無いんじゃなくて今は疲れてるだけ、また元気になれば情熱も戻ってくる。
情熱は、
- やる気
- 動機
- モチベーション
の根源、言わば生きるエネルギー源。いつももりもりあればいいんですが、やっぱり私たちは人間、波があります。それを認め、許しましょう。疲れている時、元気でないと情熱も枯れるあなたの情熱が偽り、ニセモノというのでなく、元気になればまた戻ってくるもの…
そんな風に捉えられると、情熱との向き合い方が変わるかもしれません。あ、睡眠と元気、情熱、ひいては年収って相関があると思ってます。