魚を木登りの能力で判断すれば、魚は自分はダメだと思って一生を過ごすでしょう
昨日コーチングをしていてクライアントさんと進路、未来の話になりました。このクライアントさんは現在会社員(ウェルスダイナミクスのスペクトルレベルのオレンジ)。今後好きなこと(情熱、才能を活かす)でも生計を立てていきたいと思っています。
こういった二刀流「やるべきこと50/50やりたいこと」を目指す方が増えていますね。このクライアントさんはディールメーカー(感情優位、人繋ぎが得意)なんですが、会社はスチールタイプ(論理、効率)寄りの文化です。会社での仕事もやりがいがはあるんですが、求められる役割、要件が自分のタイプの対極のものだったりするんですよね。
だから評価されにくい。
で、この先どうするか?です。そこで冒頭の言葉。「魚を木登りの能力で判断すれば、魚は自分はダメだと思って一生を過ごすでしょう」
あるいは「野球選手はバスケットコートで真価を発揮できない」みたいな。
あと、
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、(住む、というかあらゆるポジショニング)
三番目は付き合う人を変える、
この三つの方法でしか人間は変わらない。
って大前研一さんも言ってます。ただですね、今回お伝えしたいのは、自分の納得感で未来を選択するということ。これは自分の状態を示すウェルスダイナミクスのスペクトルレベルにおいても同じ考え。
レベルを上げるのでなく選ぶ。
だから、魚として水の中で生きていくか、木登りを選ぶかという話。これ、私的にはどっちもありって話なんですよ。まあお勧めは前者なんだけれど。苦労と不幸は違います。苦難の中にも生きがいややりがいはあるかもしれない。だからここの選択は自分の心の奥底に聞いてみる。
踏まえて、皆さんはどんな未来を選びますか?ちょっと一呼吸して考えてみるのも面白いかも。あ、このクライアントさんは会社にいる期限を決めました。(すぐやめるとかじゃなくて在籍する意義、理由を内的価値に基づいた成長の必要性から判断して、このくらい、と)