デッドラインを設ける
夢や理想の実現には脇目もふらずそのためのアクションに集中すること。どれだけ理想実現のための行動に力を注げたか。これに尽きます。全集中です。エネルギーを全集中するのに良い方法があります。
〆切り、デッドラインを設けること。ジミながらこれ、強力です。夢に〆切りを設ける。そしてその極みとも言えるものが寿命設定です。自分がいつ死ぬか仮決めしちゃうんです。自分がいつ死ぬかわからないから漫然と時を過ごしてしまうんですよね。
でもリミットが決まると、覚悟というかマインドセットが変わる。そこまでで自分の人生を完結させる(死は人生を完成させる)。寿命設定すると残りの人生でなにができるのか決まってきちゃいます。5年、あるいは10年でなにかひとつを形にできるのであれば…あとなにをいくつできるのか…現実を直視する。
これがけっこうキツい。私の場合、よくネタで話すんですが自分のやりたいことをすべてやろうとすると時間換算して240歳まで生きないと達成できない…というのがあります。これが寿命設定すると器のようなものが決まって
選ばざるを得ないんです、自分がやりたいことを
でもそこでの絞り込み、選択が集中を生み出すんですよ。まあ…だけどここは深刻にならずに仮決めです。もちろんそれ以上生きる可能性はあるんですが、そこから先の人生はオプションなんですよ。悠々自適に生きて良い。寿命設定も絵に描いた餅でなくせっかくだからカジュアルに意識したい。
そうすることで日々、瞬間の生が輝く(死を意識することで生が輝く)ビジョンボードで見られるようにするのも良い。アプリもカジュアルですね。人生の残り時間をカウントするアプリがあります。いろいろある中で…いま見てみたら、これが良い。

このアプリを作る元となった「DIE WITH ZERO」この本良いんですよね。ぜひ一読を。そしてこのアプリ、早速ダウンロードしてみましたがシンプルで良い。

キツ笑。このアプリでの寿命設定は84歳とされています(これは今後のアップデートで変更可能になるらしい)。私は47歳なんですが、けっこう使ってる感あり、半分越えるとね。あとビジョンボードのようにやりたいことと〆切りを設定できます。
面白いのがこれ、他のユーザーと夢を共有ができるんですよね。他の人の夢があなたにインスピレーションやモチベーションをもたらしてくれるかも。アプリを使って寿命を意識すると、キュッと気持ちが引き締まりました。
私の心臓はあと何回拍動するのか…その範囲でなにができるのか?熟慮し、集中し、成し遂げていきたいと思います。
おまけ:理想の年の重ね方、人生のプロセス
「七十にして矩(のり)を踰(こ)えず」by孔子
年齢を一回り増やした現代版
20代にして学に志す:十五才で学問を志し
40にして立つ:三十才で学問の基礎ができて自立でき
50にして惑わず:四十才になり迷うことがなくなった
60にして天命を知る:五十才には天から与えられた使命を知り
70にして耳順う:六十才で人のことばに素直に耳を傾けることができるようになり
80にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず:七十才で思うままに生きても人の道から外れるようなことはなくなった=なにをやってもちょうどよい、自在の域
元
吾十有五(われ じゅうご)にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑はず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(したが)ふ
七十にして心の欲する所に従って、矩(のり)を踰(こ)えず